しみ(老人性色素斑)
症状
老人性色素斑は、これまでに浴び続けた紫外線と、皮膚の老化のよってできる、しみのことです。
薄茶色で輪郭がはっきりとした色素斑で、通常40歳前後から現れやすくなります。最初は頬骨の高い部分にできるのが特徴です。
しみができやすい場所
太陽の光を浴びやすい、お顔、腕、手の甲やデコルデにできやすいとされています。
紫外線を浴び続けることで、お肌の表面の細胞だけではなく、ハリを保つのに必要なエラスチンやコラーゲンを傷つけてしまい、肌の老化現象をひき起こす原因となってしまいます。
老人性色素斑は、一度できてしまうと、自分では改善・治療が難しい症状です。
防止のためには、日常的な紫外線対策が何よりも重要です。
そばかす
『そばかす』は、医学用語では、『雀卵斑(じゃくらんぱん)』と言います。『そばかす』は、子供の頃から、顔や首、腕などに、3ミリ程度の小さなシミのような褐色の色素斑が多発します。特に紫外線の強い夏に濃くなるので、夏に気になる方が多いのです。冬になると、色素が薄くなりますが、基本的には遺伝的にできるもので、歳とともに増えていきます。
当クリニックではそばかすのレーザー治療を行っています。
しみ・そばかすにおすすめの治療・ドクターズコスメ
おすすめの治療
ピコスポット
強いレーザー光をピコ秒(1兆分の1秒)という短い時間照射することで、効果的かつ、ダウンタイムを少なく色素病変を改善させます。
また当院では照射後のアフターケアを重要視しており、こちらを含めての施術となります。
BBL光
シミ、そばかすでお悩みの方、複数のお肌悩みを同時に解消したい方など、お一人お一人に合わせたオーダーメイド施術が可能です。今までのシミ治療は部分治療でしたが、BBLではお顔全体にアプローチできます。マッサージピールやスキンタイト治療との組み合わせも効果的です。
詳しくはこちらメソナJ
皮フにダメージを与えることなく有効成分を効かせたい場所へまるで注射したかのように大量に送り届けることができるメソポレーションという技術で行います。
詳しくはこちらおすすめのドクターズコスメ
ナビジョンDRシリーズ
詳しくはこちらガウディスキンシリーズ
詳しくはこちらその他のドクターズコスメ
詳しくはこちらしわ
しわは肌の老化現象の代表的なものですが、お肌の悩みとして抱えていらっしゃる方が多いと思います。
原因は皮膚の乾燥、さまざまですが、また、筋肉の動きによってできるしわもあります。
特に表情の豊かな人は、『表情じわ』として額や、目もと、口もとにできやすいです。
皮膚は3つの層から成り立っています
肌表面から順に、表皮、真皮、皮下組織となっており、そして3つの層のうちで、
- 表皮の機能低下によるしわ…小じわ
- 真皮の機能低下によるしわ…深いしわ
となって現れます。
小じわ
小じわができやすいのは、皮膚が薄く、皮脂の分泌量が少なくて、筋肉の運動量が多い、目や口の周りです。
皮膚の表面には「皮溝(ひこう)」と呼ばれる細かい溝があります。
その溝で囲まれたように「皮丘(ひきゅう)」があります。
皮溝と皮丘によりできた「皮紋(ひもん)」という模様があります。
10代の頃…この皮紋が細かく均一なので、しわというものはほとんどありません。
20代に入ったころから、この皮紋は粗くなりはじめ、次第に皮溝の深さが不均一になり、
これにある方向性が出てくると、肉眼で見えるしわというものになります。
小じわや、ちりめんじわなどと呼ばれます。
小じわの最大の原因は肌の乾燥
最大の原因は表皮の最上層「角質層」の水分不足にあります。
加齢・紫外線・空気の乾燥・皮膚機能の低下などにより、角質層の水分保持機能が低下すると、皮膚はかさつき、肌荒れを起こします。
こじわの対策には角質層の水分保持機能を正常にすることが大切です。
しわ(深いしわ)
- 真皮の機能低下によるしわ
加齢や紫外線の影響でコラーゲンやエラスチンが減少したり、その構造が崩れたり、これらの成分を作り出す細胞の活力が衰えたりすることによって、 お肌の弾力性が失われ、皮膚が弛緩して出来るしわです。
この真皮の機能低下によるしわは、 表皮の機能低下によるこじわやちりめんじわよりも深く、修復が難しいとされています。
- 基本は紫外線対策
大量の紫外線を浴びたり、少量でも継続的に紫外線を浴び続けたりすると、コラーゲンやエラスチンによって支えられた真皮の繊維組織は分断され、その結果、肌のハリや弾力性が失われ、しわが発生します。
外出時は、紫外線から肌を防御するために、UV対策用化粧品の使用は欠かせません。
また、日傘や帽子なども、紫外線を完全に防ぐことはできませんが(乱反射により)、 利用しないよりは利用した方が紫外線防止効果は断然高いので、 外出時には日焼け止めの塗布プラス、こういったものも使用すべきです。
しわにおすすめの治療・ドクターズコスメ
おすすめの治療
マッサージピール
マッサージピールは、通常のピーリングとは異なり、皮膚剥離をさせずに薬剤を皮膚の深部に浸透させて、コラーゲンの生成を促進し、お肌にハリを与えます。毛穴の開いたお肌などにも効果が期待できます。コラーゲンの生成促進をもたらすことから「コラーゲンピール」と呼ばれています。お顔だけでなく、体にも施術可能で、手や首のシワ、ハリが失われた胸元、妊娠線などにも効果的です。マッサージピール治療後、同日にイオン導入やオプションパックを受けていただくことで、乾燥を防ぎ、お肌の奥までしっかりと美容液を浸透させるので、相乗効果が得られます。
詳しくはこちらボトックス
笑ったり怒ったりする際にできる眉間や額や目尻等の表情じわに、ボツリヌスを注入することで、神経伝達物質であるアセチルコリンという物質の分泌を抑えます。 これにより筋肉がリラックスし、しわを解消することができ、新たなしわの形成も抑えられます。
また、ボツリヌス療法には、しわだけではなく、小顔にできたり、口角をあげたり、肌つやを改善したり、汗を止めたり様々な効果があります。
ピコフラクショナル(ディープ)
ピコ秒ネオジウムヤグレーザーをフラクショナルビーム光で点状にレーザー照射することで、表皮や真皮に微小な空砲変化を作り、創傷治癒過程が働くことにより、真皮でのコラーゲン再生を促します。
それによって、お肌全体のハリ・艶、毛穴開きや小じわの改善、ニキビ跡、肌質の改善、リジュビネーション(肌再生、若返り)効果が期待できます。