中波紫外線療法 ナローバンドUVB療法、エキシマライト療法

皮膚の病気は、かゆみや痛みなどの症状以外にも、見た目を気にしてしまうような症状があり、そのことで多くの患者さまが苦しい思いをされています

このような症状でお悩みはありませんか?

このような症状でお悩みはありませんか?
  • 尋常性乾癬
  • 尋常性白斑
  • 掌蹠膿疱症
  • アトピー性皮膚炎
  • 円形脱毛症

このような症状に「光」を使った新しい治療法、中波紫外線療法(ナローバンドUVB療法・エキシマライト療法)が有効です。

症状や発症部位、患部の大きさなどで、どちらかの治療機器を選択します。
2種類の機器を組み合わせることもあります。

ナローバンドUVB療法 三面鏡型紫外線治療器

ナローバンドUVB療法 三面鏡型紫外線治療器

三面鏡型紫外線治療器
立ったまま半身ずつ治療を受けられるので、均ーかつ短時間に紫外線を当てることができます。

エキシマライト療法 ターゲット型紫外線照射装置

ターゲット型紫外線照射装置
ターゲット型紫外線照射装置
エキシマ施術イメージ
エキシマ施術イメージ

ナローバンドUVBに比べて輝度が高いため、照射時間が非常に短いのが特長です。 患部を中心に照射できる(ターゲット型)ので、健康な皮膚への紫外線暴露を極力避けることが可能です。

どちらの治療法も、痛みはまったくありません。麻酔の必要もなく光が当たるとほんわかと温かい感じがします。

※照射当日~数日間は日焼けしやすい状態ですので、強い日光は避けてください。

中波紫外線療法 ナローバンドUVB療法・エキシマライト療法 Q&A

Q1.どのような効果が期待できますか?

A.

  • 治療後、改善が見られた場合には、再発するまでの期間が長くなります。
  • 外用する薬の量が少なくて済むようになります。
  • 照射後、比較的早い段階で痒みが減ってきます。

アトピー性皮膚炎や、尋常性乾癬などで、これまで長期間外用治療を続けてこられた結果、症状が改善されなかった方にお勧めしております。

Q2.週に何回くらい通わないといけないのでしょうか?

A.

疾患や症状により変わってきます。治療開始直後~症状が安定されるまでは週2~3回のペースで通われるのをお勧めしております。 その後、症状の改善に合わせ、通院頻度を減らしていきます。症状が安定していれば、1ヵ月に1回程度で十分になります。

Q3.一回の治療時間はどのくらいかかりますか?

A.

照射する広さ、光線の強さによって治療時間は変わってきます。ナローバンドUVBで概ね数分程度、エキシマライトで数秒~90秒程度の時間ですので、 時間的な負担も少なく、気軽に受けていただける治療法です。

Q4.治療は痛いですか?

A.

痛みはほとんどありません。ほんのりと暖かさを感じる程度です。

Q5.どれくらいで効果がでますか?

A.

効果には個人差があります。当クリニックでは日本皮膚科学会の各皮膚疾患の診療ガイドラインに則り、初回は安全性を重視し、弱めに照射させていただきますので、効果をご実感できるのは、2~4回照射後から、という方が多いようです。

Q6.費用はいくらかかりますか?

A.

アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)、尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)などの皮膚症状には健康保険適応で治療を受けていただけます。3割負担の方で、1回1,020円です。(2016年9月現在 初診・再診料を除く)

Q7.予約は必要ですか?

A.

予約の必要はありません。症状を診させていただき、他の治療法のご提案や、中波紫外線(ナローバンドUVB)療法のメリット、デメリットをお伝えしてからの施術となります。
※皮膚症状により、先に血液検査をさせていただき、検査の結果が出てから施術を行うケースがあります。

CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)

CO2レーザーの特長

CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)には水に吸収されやすいという特性があります。
そのため、治療の際は組織内の水分に効率よく吸収されますので、細胞内のダメージを最小限におさえながら、一定の厚さで皮膚を削ることができます。

  • 症状に応じ、浅く削ったり、深く掘ることや切開することが可能です。
  • 治療後の腫れや痛みも少なく、電気メスや手術と比べ傷跡がきれいに済みます。
  • 出血も最小限でおさえられるため、最終的には周辺組織と大差のない皮膚が再生されます。
CO2レーザーの特長

CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)には水に吸収されやすいという特性があります。
そのため、治療の際は組織内の水分に効率よく吸収されますので、細胞内のダメージを最小限におさえながら、一定の厚さで皮膚を削ることができます。

CO2レーザーでできる治療

ホクロ、スキンタッグ、シミイボ、汗管腫 など

CO2レーザーの治療後のダウンタイム

*ダウンタイム…治療してから回復するまでの期間

照射部位は軽いやけどや、すり傷のような状態となり、多少の熱感の痛みがあります。次第に上皮化していきます。

例えばホクロ取りの場合、皮膚は凹んで傷となります。凹みは数週間かけて平坦な傷に変化していきます。その過程には赤みが生じることもありますが、その赤みも時間をかけて薄くなっていきます。
上皮化したあとの赤みには、メイクで隠して頂いてもかまいません。

CO2レーザー治療後の注意点

上皮化して正常な状態の皮膚に戻るまでの間は、特に紫外線に注意しなければなりません。
紫外線が当たってしまうと色素沈着の原因となります。

1回の治療で済む場合がほとんどですが、根が深い場合や再発した場合は、ご希望にもよりますが、再度治療する場合もございます。