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三宮 灘区 あけみ皮フ科クリニック 尋常性白斑 尋常性乾癬 掌蹠膿疱症

JR灘駅直結 JR灘駅ビル2階

078-881-8880

尋常性白斑

尋常性白斑とは皮膚の基底層に分布する、紫外線から皮膚を守るためにメラニン色素を産生する、 メラノサイト(色素細胞)が何らかの原因で減少・消失し皮膚の色が白く抜けてしまう後天性の病気です。

原因

メラノサイト(色素細胞)が消失する原因は明らかにされていませんが、
  • メラノサイト(色素細胞)に対する自己抗体ができて色素細胞を攻撃するために消失するという説
  • 神経の異常が原因であるという説
  • 皮膚での活性酸素を除去する機能が低下して色素細胞が壊れるという説  などがあります。
などがあります。

症状

生後数年から数十年後に、皮膚の色が部分的に抜けて白くなります。白くなる部分は大小さまざまで、徐々に拡大したり、 別の皮膚の部分でも色が抜けることがあります。頭部では、白斑になった部分に白髪ができることもあります。
分節型・・・
体の左右どちらか片側にのみ症状が出るタイプ
汎発型・・・
体の両側に出るタイプ
限局型・・・
皮膚の一部分だけに出るタイプ

治療

外用薬・・・
ステロイド薬、ビタミンD3、タクロリムス など
紫外線療法・・・
UVB(中波長)のごく狭い周波数の紫外線だけを照射するナローバンドUVB療法や、 エキシマライトが、よい効果を示すことがわかってきました。
三面鏡型紫外線治療器
ターゲット型紫外線照射装置(エキシマライト)

尋常性乾癬

銀白色の鱗屑(皮膚の粉)をともなって、境界が明瞭な盛り上がった紅斑が全身に出る症状で、乾癬の患者さんの約90%がこの症状です。
形や大きさ、数は様々で、発疹が癒合し大きな病変を作ることもあります。
紅斑が出来やすい部位は、機械的な刺激を慢性的に受けやすい頭部、肘・膝、臀部、下腿伸側などです。
かゆみは約半数の患者さんにみられ、爪の変形や関節炎を伴うこともあります。

原因

まだ完全に解明されていませんが、乾癬になりやすい遺伝的素因があることが解っています。遺伝的素因に、様々な環境因子 (不規則な生活や食事、ストレス、肥満、感染症、特殊な薬剤など)が加わると発症すると言われています。

かゆみ
尋常性乾癬の発疹はしばしばかゆみをともないます。特に入浴や、アルコールや香辛料の強い食事など、身体が温まることでかゆみが起きることがあります。
かゆみはかいたり、こすったりと刺激のもとになりますから、かゆみをともなう場合は、かゆみ止めの薬をのみます。
尋常性乾癬の場合、かゆいといっても程度はそれほど強くないことが普通です。
あまりかゆみが強い場合は、別な皮膚病の可能性も考えられますので、皮フ科専門医に相談してください。

尋常性乾癬の治療は外用療法、内服療法、紫外線療法、抗体療法の4つが主なものとなります。

当クリニックでは治療法を選択する場合、病気の性質が慢性であることから、治療効果と副作用(短期的なものも長期的なものも含めて)のバランスのもとに選択いたします。
※複数の療法を組み合わせることもあります。

紫外線療法

紫外線療法には様々な種類がありますが、近年、波長が311 nm付近の極めて狭い範囲の紫外線が乾癬に有効であることがわかってきました。
これがナローバンドUVBといわれるもので、従来のPUVA療法ではソラレンの内服や外用薬の併用が必要で、 薬剤アレルギーや肝障害の患者さんには行えませんでしたが、ナローバンドUVBは内服薬や外用薬を使用しないで治療が行えます。
照射時間も短く、通常、週に2、3回の頻度で照射を行います。
三面鏡型紫外線治療器
ターゲット型紫外線照射装置

掌蹠膿疱症

ウミが溜まった膿疱(のうほう)と呼ばれる発疹が手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)に数多くみられる病気です。
周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返し、足と手のほかにスネや膝にも発疹が出ることがあります。

発疹は小さな水ぶくれが出来て、次第に膿疱に変化します。その後かさぶたとなり、角層がはげ落ちます。
症状の出始めでは、かゆみを伴うことが多く、また、鎖骨や胸の中央やその他の関節が痛くなることがあります。
足の発疹は水虫によく似ていますので、診断をはっきりさせるために皮膚表面の角層を一部取り、 顕微鏡で調べて、水虫を起こすカビ(白癬菌)がいるかどうか調べる必要があります。

掌蹠膿疱症の膿疱は、無菌性ですので、他人への感染の心配はありません。

原因

多くの場合原因は不明ですが、およそ3割は慢性化膿性病巣が原因になっていると考えられます。

慢性化膿性病巣・・
細菌による感染が慢性的に存在する場所のことです。 この場合、慢性扁桃腺炎、歯槽膿漏、蓄膿症、中耳炎などと掌蹠膿疱症が同時に悪化したり、発症の兆しとして掌蹠膿疱症になったりすることがあります。
金属アレルギーが掌蹠膿疱症の原因になるとも言われていますが、まだはっきりとは分かっていません。
掌蹠膿疱症を発症された方に喫煙者が多く、禁煙が著効します。

治療法

掌蹠膿疱症は細菌やウイルスが原因ではないので、抗生物質や抗真菌剤では効果がありません。主な治療法は対症療法で炎症を抑えることです。 症状の程度により変化しますが、まずはステロイド剤やビタミンD3軟膏で炎症を抑制します。
外用薬のみでは効果が見られない場合には、内服薬で治療を進めていきます。

外用療法や内服薬で、症状が改善しない場合にはエキシマライトなどの光線治療が有効な場合もあります。

治療前
治療後

施術回数:約10回
費用の目安:3割負担の方で1回あたりが1,020円の負担額になります。 

<リスクについて>
  • 治療後に照射部が赤くなることがあります。
  • 1クール平均十数回の治療では改善が見られない場合があります
  • 光線過敏を有する方は治療が行えません