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神戸市 灘区  皮フ外科 | あけみ皮フ科クリニック ホクロ イボ アテローム(粉瘤)

JR灘駅直結 JR灘駅ビル2階

078-881-8880

このような時はご相談ください

  • ホクロが気になる、心配なホクロがある
  • イボが気になる
  • 皮膚にできものができた


皮膚科専門医が、正しい診断に基づいた治療・処置・手術を行うことで、早くきれいに治すことを目指します。

よくある皮膚の疾患



ホクロ(色素性母斑)

皮膚の一部にメラノサイトという色素細胞が集まったものです。
皮膚悪性腫瘍、特に悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別が大切です。
悪性黒色腫はリンパ節に転移しやすく、進行が速いことが多いため特に注意が必要です。以下のような場合は注意が必要です。
  • 短期間で急に大きくなった。
  • 色が均一でなく、ムラがある。
  • 色素が周りの皮膚に染み出してきた。
  • 隆起して、出血を伴う。
  • 形がいびつである。
気になるホクロが見つかったら、早めに当クリニックにご相談ください。
当院では顔だけではなく、全身の「ホクロ」の除去にも対応しており、ほとんど目立たない状態まで改善することが出来ます。
また、精査が必要と思われる場合は、総合病院へ紹介させていただくことも可能です。

CO2レーザー治療
隆起した箇所にレーザーを照射することで、ほとんど出血することなくホクロの除去ができます。
メスなどを用いた手術に比べて、ホクロの部分のみを除去できるので、傷痕も最小限で済みます。切除法と比較すると再発する可能性は高いですが、 一度で瘢痕を残す覚悟で除去するのではなく、複数回かかったとしても、低侵襲なのが、レーザー除去のメリットです。

切除法
外科手術によるホクロの除去です。切除の際にできるだけ丁寧に縫合することで傷を目立たなくすることを目指します。 脂肪織レベルまで切除するので、レーザー除去と比較すると、再発の可能性は非常に低いのが、切除法のメリットです。 また、丁寧に縫合するので、体質にもよりますが、創部は年月をかけて目立たなくなります。

粉瘤(アテローム・アテローマ、表皮嚢腫)

なんらかの原因で皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来なら皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮脂が、剥げ落ちずに、袋の中にたまってしまってできた良性腫瘍です。
  • 袋状の構造物の中には皮膚の分泌物からなるおから状の物質が蓄積します。
  • 異臭、悪臭を放つことがあります。
  • 袋の部分は表面の皮膚(表皮)と同じ構造をしています。
粉瘤は皮膚腫瘍の中でも最も頻度の高いものです。時には化膿(かのう)して真っ赤に腫れ上がることもあるので、皮膚腫瘍がある方は、皮膚科専門医に相談されることをお勧めいたします。

応急処置
強い炎症がある場合は、応急処置として切開排膿をします。皮膚表面を少し切開し、膿みを排出し、 粉瘤の内容物をもみ出し、洗浄処置をします。しばらく炎症が落ち着くまで、通院の必要があります。
切開するほどの炎症でなければ、抗生物質の内服や外用で、炎症が落ち着くこともありますので、まずはご相談ください。
根治的摘除(摘出)
粉瘤は、度々感染し、腫れて痛くなるできものです。それを避けるには、粉瘤を全て摘出する必要性があります。 局所麻酔下に、皮膚を切開し、粉瘤の袋を一塊にして摘出します。最後に皮膚を一直線に縫い合わせて終了します。
手術時間は約30分ほどです。約1週間後に抜糸を行います。
※炎症がある場合、大きく切りとる必要があったり、かえって取り残しがあったりするため、摘出術はできません。 炎症のある状態では、応急処置や、抗生物質を服用し、炎症を抑えた後、改めて手術します。

脂漏性角化症(老人性疣贅、いわゆる年齢イボ)

中年以降に発生し、加齢とともに増える皮膚の良性腫瘍で、皮膚の老化現象のひとつとされています。
※若い人にもできることがあります。

原因
紫外線による露出部の皮膚の老化などが、誘因と考えられています。

症状
  • 手のひらと足の裏以外の皮膚であれば、全身どこにでも発生します。とくに顔面、頭部、前胸部、背部によくみられます。
  • 色は普通の皮膚の色~淡褐色~黒色まで様々です。
  • 形も平らなものから、隆起するものまでいろいろです。
  • かゆみを伴うこともあります。
  • 表面がざらざらしたできものです。
  • 初めは1、2ミリ位ですが、放っておくと少しずつ大きくなります。
  • 表面の色味は、常色のものから、茶褐色のものなど、様々です。

検査
通常は視診やダーモスコピー検査で診断できます。
他の疾患、とくに悪性腫瘍などの可能性を捨てきれない場合には組織を一部採取または全部切除して検査します。

治療の方法
液体窒素による冷凍凝固術、手術、CO2(炭酸ガス)レーザー治療

小さいうちに取ってしまえば、治療も簡単ですので早めの処置をお勧めします。
多発している人は、大きなものから、少しずつ除去しましょう。
出来やすい人は、これを機会に年1度はチェックすることをお勧めします。

スキンタッグ

中高年者、特に更年期を過ぎた女性に多くみられます。
首や胸元、脇の下、股など、皮膚が薄くて、擦れやすい部分にできやすいとされています。
20代の若い方にも見られます。
ポリープ状のイボで小さなものから5ミリ以上もある大きなものまであります。

原因
  • 加齢による皮膚変化と考えられていますが、20代にも見られることから体質的なものとも考えられています。
  • 肥満の方で摩擦部位にできやすいため、物理的刺激も要因とされています。
  • 汗を多くかくところにできやすい。
治療の方法
液体窒素による冷凍凝固術、手術、CO2(炭酸ガス)レーザー治療

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

*疣贅=ゆうぜい:イボのこと
ヒト乳頭腫ウイルスによって起こる、ウイルス性疣贅のひとつで、手や足などの傷がつきやすくて、色々な物に接触する機会が多い指やヒジやヒザに多発します。

特徴
  • 皮膚の表面がガサガサしており見た目はウオノメに似ています。ウオノメと違うところは、皮膚の表面近くにまで血管が通っているので、イボには黒い点々があります。
  • 血管が通っているので、分厚くなった皮膚を削ると少し切っただけでも出血します。
  • 特に症状がない場合も多いので、気がつかない間に自分の体のほかの部分に移ったり、他人に移してしまう恐れがありますので治療が必要です。
治療の方法
液体窒素による冷凍凝固術、外用治療(ビタミンD3軟膏、サリチル酸)、漢方薏苡仁内服 など

伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ:水イボ)

伝染性軟属腫とは別名「水イボ」と呼ばれ、低年齢の子どもに多く発症する病気で、プールでの感染が多いとされ、特にアトピー性皮膚炎の小児には注意が必要です。

原因
ポックスウイルス属の伝染性軟属腫ウイルスが原因です。
感染経路は、ほとんどが接触感染で、皮膚に小さな傷があるときにウイルスが身体に入り込んで皮膚の角化細胞に感染します。
乾燥肌やアトピー性皮膚炎があると皮膚のバリア機能が低下し、細かいキズからウイルスが入りやすいため、アトピー性皮膚炎の小児が発症しやすいのはこの為です。
感染してから約1ヶ月の潜伏期間を経て発症します。

症状
  • 手足や胴体に、数ミリから数センチのイボが生じます。
  • 光沢のあるドーム状のイボで、しだいに数が増加していきます。
  • 肌が接触すると感染するので、プールなどで子ども同士が触れ合う部位に発症します。さらにイボを手で触って他の部位に触れたり引っ掻いたりすることで感染は広がっていきます。
  • 放置していると、どんどん広がり、イボが増加していきます。

治療
多くの場合はウイルスに対する免疫ができるので、半年から1年で自然に消えていきます。 一方、免疫ができるまではどんどん増加していくので、プールに入ることを禁止される場合があります。

またアトピー性皮膚炎など、皮膚の弱い小児は治癒するまで長期間掛かる傾向があり、イボの数が多かったり、 範囲が広かったりすると治癒するのに時間を要するので適切な治療が必要になります。

治療の方法
ピンセットでイボをひとつひとつ摘み取る方法、液体窒素による冷凍凝固術、などで取り除きます。 摘み取る場合は、保険適応の麻酔テープ(ペンレス)を貼付してから実施します。 このテープの登場で、近頃は、ほぼ無痛で除去できるようになりました。
また除去しなくても自然治癒することも場合によってはありますので、いずれの治療法を用いるのか相談しながら決めていきましょう。

高齢者に多い皮膚疾患



上記3つの皮膚疾患は、さらなる高齢化社会により、患者さまが今後ますます増えていくと考えられている皮膚疾患です。 初期のうちでは自覚症状も少ないため、見逃されることが多いのですが、いざ症状が進行してしまうと、 治療には多くの苦痛や、外見上に大きな損傷を伴うような疾患です。最悪の場合死にいたることもあります。

ご高齢の方で、皮膚症状が少しでもおかしいと思われたときは、ぜひ一度ご相談ください。
自覚症状が少ないことが多いので、ご高齢の方と一緒に生活されている方が皮膚症状に気づいていただくことも大切です。


病名の通り日光(紫外線)によって引き起こされる皮膚病です。それ自体は命に関わるものではありませんが、 いずれ「有棘(ゆうきょく)細胞がん」という皮膚がんへと移行する可能性があるため、早期の治療が大切です。

症状
  • 大きさは数ミリから1センチ程度で、赤くカサついた病変が見られます。
  • 角化が強くなると、かさぶたのような白いもの(皮角)が付着していることもあります。

もっとも頻度の高い皮膚がんで、高齢者の顔面によくできます。
皮膚が黒色調に変わることで気づくのですが、小さいうちはホクロと間違えられます。
大きくなると潰瘍化(かいようか)して崩れてしまいます。

症状
  • まぶた、鼻、上口唇の周りに多く発生します。
  • 薄い紅色や白色で瘢痕に似た形のものや、ピンク色で表面にかさぶたが付いたような湿疹に似た形のものもあって、一見がんには見えないような場合もあります。

腫瘍細胞が表皮の中間層を占める有棘層を構成する細胞に似たがんです。
年齢では高齢者に多く、性別ではやや男性に多く、最近では平均寿命を乗り越えた方々の発症が増加しています。

症状
  • 顔や、手背部に好発します。
  • 通常はかさぶたが付着したような感じで、赤みを帯びた肉が盛り上がってきます。
  • 表面がジクジクして出血しやすく、進行すると腫瘍の形はカリフラワー様になることがあります。